【ルンバ】掃除したくない私が実際に10年愛用して分かったこと5つ

【ルンバ】掃除したくない私が実際に10年愛用して分かったこと5つ実践して振り返る
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こんにちは、あるいはこんばんは、「家事したくない」諸君。
『ない家事研究所』の Tanjism(タンジズム)だ。

ステップ2で掃除のやり方を根本的に見直した諸君は、

今すぐにでもロボット掃除機が欲しい!

と思ったに違いない。
だがロボット掃除機は決して安い買い物ではない。

確かにひと昔前と比べると、格段に安く買えるようになってきた。
とは言え、諸君はロボット掃除機選びに失敗したくないはずだ。

タンジズム
タンジズム

私はロボット掃除機【 ルンバ 】を使い始めて10年目になる

ルンバを導入したことで飛躍的に掃除の時短が可能となった。
その反面、実際に使ってみないと分からなかったデメリットも経験してきた。

2023年に我が家の初代ルンバが引退し、現在2代目のルンバが鋭意稼働中である。

ルンバをはじめとしたロボット掃除機は年々進化を遂げており、10年前と現在のルンバでは、見た目も機能も大きな変化を感じられる。

10年ルンバを愛用し、ルンバの今と昔を経験して得た知識には、実際に購入して使ってみないと分からない沢山のメリット・デメリットを含んでいる。

メーカーのカタログや家電量販店での情報をただ鵜呑うのみにするのでなく、実際に使った人が感じたイマイチな意見も知っていれば、諸君が求める理想的なロボット掃除機が手に入るはずだ

カタログや、家電量販店のセールストークだけでは分からないようなこと、どんなことに気をつけて選べば失敗が少ないかなど…。
私が実際に経験したことを元に、10年ルンバを愛用し続けて分かったことを5つ紹介する。

家電量販店へ行く前に、ネットでポチる前に、まずは私の話を聞いてから探し始めても遅くないと思うぞ。

色んな意味で床がキレイになる

ルンバ780

ルンバを導入する前まで、私は掃除といえば1週間に1度掃除機をかければいい方であった。
とは言え、床のホコリや髪の毛が全く気にならないわけではない。

だが掃除「したくない」私にとって、その程度のホコリならば、毎日掃除することよりも平気だった。

そんな我が家にやってきた最初のルンバが「ルンバ780」という機種だ。

かなり古いモデルなので、今はメーカーでも取り扱っていないのだが、YouTuber のヒカキンさんが当時レビュー動画をアップされていたようだ。

もちろん我が家でも効果はバツグンだった。
床が毎日キレイなのである。

タンジズム
タンジズム

ルンバを導入する前までは、床のホコリを気にしつつも、掃除「したくない」気持ちの方が優っていた。
多少床が汚れていても当たり前なので、平気だった。

そんな生活が一転して、自分で掃除「しない」のに、毎日床がキレイになっているのである!

タンジズム
タンジズム

まさしく夢のような家電だ!
と、感動したことを今でも覚えている。

ちなみに現在私が使用している「ルンバj7+については、こちらのオフィシャルのYouTube動画でも紹介されている。

推しポイント【賢い】

まずこの10年で進化を感じるものに走行パターンがある。

走行パターンとはざっくり言うと、どのような経路でルンバが走行するか?ということである。

我が家の初代(ルンバ780)は「ランダム=不規則」な走行パターンだった。
初めてその走行を見た時「おい、適当に動いてるだろ?」と思わず言ってしまった。

しかし方向転換する角度などが計算され尽くされているのだろう、「ランダム」とは言え家全体が「そこそこ」キレイになっているからその賢さには驚きであった。

ちなみに我が家でルンバが掃除している範囲はLDK+和室、寝室、洋室×2、脱衣所、ランドリールーム、廊下までとなっている。
狭い家とは言え、カタログ記載の範囲を軽く超えている

完全にキレイとは言えないが、タンジズムの家を「そこそこ」キレイにすることは可能だった。

タンジズム
タンジズム

私がルンバに求めたのは、
「家全体が毎日そこそこキレイ」なことなので、十分満足する結果だ。

そんな賢いルンバの10年後、我が家の2代目(ルンバj7+)は、「規則正しい」走行パターンに進化した。

人が掃除機を掛けるように、「規則正しい」動きで、隅から隅まで掃除するイメージだ。
「ランダム」走行と比較してムダな動きが少ないため、ムラなく、短時間で掃除が完了する。

また、この2代目(ルンバj7+)、
なんとカメラを内蔵しているのである!
このカメラにより家全体をマッピングして、間取り図を作成するのだ。
これにより、効率良く各部屋を掃除して周ったり、侵入禁止エリアを設定ことが可能になっている。

さらにマップ作成だけでなく、ケーブルや靴下などの障害物もカメラで検知することが可能だ。
そのような障害物を画像認識して、回避してくれるのである。

タンジズム
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ケーブルや靴下はルンバの天敵だ!

従来ならばそのまま進行して絡まってしまい、掃除を中断せざるを得ないのだが、それを未然に防ぐことが出来る。

我が家はペットを飼っていないのだが、ペットのフンも回避出来るというのが公式でもうたわれている。

部屋を掃除し終わって、次の部屋に移動するルンバが壁や障害物を回避しているのを見て、その賢さには脱帽してしまった。

いまいちポイント【賢さにも限度がある】

とは言え、ルンバに人並みの賢さがある訳ではない。

例えば、ケーブルや靴下やペットのフンなど、回避する障害物というのは、あらかじめルンバの「頭脳」に入っているものだけである。

このルンバの「頭脳」は随時アップデートされるのだが、その「頭脳」に無い、または「違う」と認識されてしまったものは、その障害物に突進していくのである。

つまりルンバがケーブルを「ケーブルだ!」と思ってくれなかったら、そのままケーブルが絡まって運転停止してしまうのである。

これは我が家の初代(ルンバ780)は勿論のこと、最近のカメラ無しの機種では、当然不可避である。

と言うことで、我が家では初代ルンバ導入時に「床置き禁止令」を発令し、事故を未然に防ぐように心掛けるようになった。
そのお陰で、イヤでも「床がキレイ」になるのである。

帰宅すると、たまに掃除途中で事故ったルンバに遭遇する。

だいたいダンボールの端材や、ビニール紐など子供の工作材料であることが多い。
犯人もすぐに特定されるので、子供の片付けの習慣化にも一役買っている気がする。

メンテナンスが必要

次はルンバを使用して分かった主にマイナスな意見。
ルンバの「メリット」ばかりに目が行ってしまい、購入前はあまり意識していなかった「メンテナンス」について。

どんな機械も「メンテナンス不要」で、常に最高のパフォーマンスを発揮出来るのであれば、それ以上の幸せは無いだろう。

もちろんルンバもメンテナンスは必要であるが、この10年でメンテナンス性も向上している。
我が家の初代と2代目を比較しながら、メンテナンスについて紹介したい。

いまいちポイント【面倒過ぎる】

我が家の2代目(ルンバj7+)を経験した今、初代(ルンバ780)はメンテナンスが「面倒過ぎた」と言わざるを得ない。

ルンバが吸ったゴミは、ルンバ自身のダストボックスに蓄えられる。

ルンバ導入当初は毎週末にダストボックスのゴミを捨て、各ブラシのメンテナンスをしていた。

ゴミの量は、思わず「こんなに!?」と言ってしまうくらい溜まっており、ブラシにも髪の毛が付着していた。

毎週掃除機を掛けることと比較しても、週一のメンテナンスは楽なのだが、それすらも面倒になった私は限界まで「したくない」と欲張ってしまった。

すると1ヶ月ほどで、ルンバに赤いゴミ箱の表示が現れた。

タンジズム
タンジズム

つまり放置出来るのは1ヶ月が限界ということだろう

タンジズム
タンジズム

それならば1ヶ月はサボれるんだ!

と思ったのも束の間、1ヶ月ノーメンテナンスだったルンバは、とても大変なことになっていた。

まず、ダストボックスから溢れんばかりのゴミ。
そしてフィルターの、見るからにヤバいハウスダスト。
各種ブラシやタイヤに絡まった髪の毛の束…

その日は思ってもみないルンバの惨状に、メンテナンス大会に発展し、悪戦苦闘することになったのは言うまでも無いだろう…
やはり、毎週末に少しくらいの手間は惜しんではいけないと痛感した。

しかし私は掃除「したくない」からルンバを導入したのだ。
ルンバによって掃除「しない」で済むようになったのだが、その代わりに掃除してくれるルンバの「メンテナンス=掃除」をしなくてはならなくなった。

週一とは言え、手軽にゴミ捨て出来るとは言え、
とにかくゴミ捨てすらもめんどうだ!

そんな時に登場した、救世主
そう、「ゴミ自動収集機能」である!

推しポイント【ゴミ自動収集機能】

初代(ルンバ780)は、ルンバ自身のダストボックスにゴミが溜まっていくので、週一(限界は1ヶ月)で自分でゴミを捨てる必要があった。

しかし「ゴミ自動収集機能」が付いた2代目(ルンバj7+)は、毎日掃除が終わって「基地」に戻ったルンバのゴミを、自動で「基地」自体が吸引してくれるのである。

これによりルンバのゴミ捨てから解放されるのである。

それなら今度は「基地」のゴミを捨てる必要がでてくるんでしょ?

との意見、その通りだ。
しかし、今までのルンバ本体容量と違い、「基地」には数ヶ月分のゴミを溜めておくことが出来る。
しかも紙パック式なので、そのまま捨てて、紙パックを交換するだけで済む。

もちろんルンバ自体のメンテナンスは不要という訳では無い。
だが髪の毛が絡まりにくいゴム製ブラシになっていたり、ダクトボックスが水洗い可能になっていたり、メンテナンス性がかなり向上している。

このことから、我が家の2代目である、ルンバj7+を使うようになってからは、

メンテナンスは必要だが、最低限で済ますことが可能になった!

掃除の負担がかなり減る

掃除機を手に持ち、部屋中を周る行為はまさに肉体労働だと言える。

いくら吸引力が高くても、重い掃除機は腕がパンパンになるから却下だ。

軽いハンディ掃除機だとしても、「ルンバと同じ仕事」をするためにはかなり念入りに掃除する必要があるだろう。

ルンバを使うだけで、掃除の負担がかなり楽になる。

ルンバを使い始めると、
「掃除したくない」のに「ルンバと同じ仕事」「ワザワザ疲れて」までする理由がなくなる。

もちろん、先ほど話したように「メンテナンス性」に考慮した機種選びが必要だが、これだけでかなりの負担を減らせる。

掃除のスケジューリングに悩む

ルンバにはスケジューリング機能が搭載されている。
月〜日曜まで好きな時間を設定してルンバを運転させることが出来る。

注意点は騒音カメラの2点。

まず騒音について。
掃除機なので当然なのだが、運転中まあまあウルサイ。

しかし、騒音についてもこの10年でかなり軽減されており、家でくつろいでいる時に運転されるとわずらわしいが、まあ我慢出来る

しかし一番の騒音は、「基地」の「ゴミ自動収集機能」が運転する時だ。

百歩譲って、私はルンバが運転中に読書を楽しむことが出来る。
しかし「ゴミ自動収集機能」の爆音で、一気に現実に引き戻される。

タンジズム
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掃除を終えたルンバが基地に戻って、5秒くらいは「非常にうるさい

もう1点はカメラについて。
我が家の2代目(ルンバj7+)のようにカメラ搭載機種である場合、真っ暗な場合に本領が発揮できない。

前方を照らすライトは搭載されているから、「まったく」とまでは言わないが、せっかくなら全力で掃除を頑張ってほしい。

と言う2点を踏まえて、外出している昼間のうちに運転することをオススメする。

ちなみに、私の初代(ルンバ780)を使用している時は、朝5時から運転させていた。

タンジズム
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それでも毎日、我が家みんな爆睡できていたぞ


朝5時運転のメリットは、ルンバがアクシデントで停まっていた場合、家を出る時に手動で再開することが出来るという点だ。

それでも集合住宅の場合は、夜間や朝方は避けておくのが無難だろう。

価格が高い

我が家の2代目(ルンバj7+)は、「ゴミ自動収集機能」付きで約11万円で購入した。

「ゴミ自動収集機能」無しでも約9万円する。
決して「安い」買い物では無いだろう。

さらに高級機になると、15万円を超えてくる。

そんな高価な家電は、お金持ちしか買えないじゃないか!?

と言う意見があるかもしれないが、私は違うと思う。
そもそも私もお金持ちではない

人生の「設備投資」とも考えられる

私からしてみれば、ルンバを11万円で「買った」と言うよりも「設備投資」の感覚なのである。

ルンバは確かに高価かもしれないが、私が「したくない」掃除を自動でしてくれて、しかも数ヶ月分のゴミを自動で収集してくれてメンテナンス性も改良されている。

そんなルンバに「設備投資」することによって、自分が掃除「しない」で済んだ「時間」を、手に入れることが出来るのだ。

ざっくり計算してみよう。

たとえば自分が毎日 10分 掃除をしていたところに、11万円 のルンバを導入したとする。

自分の代わりにルンバに掃除をしてもらうので、毎日自分の時間が 10分「増えた」と考えていいだろう。

1ヶ月 30日 として、5時間 だ。
1年なら 60時間 になる。

仮に、ルンバのおかげで増えた自分の時間でアルバイトをしたとする。
時給 500円 の超絶ブラックな職場だと考えても、1年間 60時間 働いて、 3万円 稼ぐことができる。

ブラックな職場だとしても4年 で12万円稼ぐことができ、ルンバの元が取れるのである!

もちろん、部品やバッテリー交換などのメンテナンスも必要にはなるが、我が家の初代(ルンバ780)は10年近く働いてくれた。

時間=人生の「投資」と考えると、お金持ちではなくても十分「買える」のではないだろうか?

欲しいんだけど…

それでもやっぱり高いからなぁ…

とお悩みの諸君に朗報だ。

なんとルンバには、公式サブスクがあるらしいのだ!
月額定額制で、修理補償付き、しかも3年使ったら自分のものになるらしい。

「お試ししてみたけど、ウチには合わないみたい…」と判断すれば解約すればいいし、気に入れば使い続けてもいいだろう。

「とりあえず試してみたい」諸君にはピッタリなサービスだと思う。
ルンバ公式ページはこちら。

ちなみに我が家の2代目(ルンバj7+)はもちろん、もっとリーズナブルな機種もラインナップされているぞ。

番外:ペットのような愛着感がわく

ここで番外編なのだが、このルンバ、こう見えて非常に愛くるしい。

最初は無骨なロボットにしか見えなかったのだが、健気に掃除する姿を見ているうちに、どんどん愛着がわいてくる不思議。

帰宅して「基地」にルンバが戻ってきていない事実が発覚するやいなや、ただちにルンバ捜索隊が派遣される。
だいたい子供部屋の工作が原因なのだが、健気に救出を待つルンバも愛くるしい。

我が家ではペットを飼っていないのだが、この「ルンバ君」はペットのようなものだろう。

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、10年ルンバを愛用してきて分かった5つ+α のことを紹介した。
それぞれメリットとデメリットが、入り混じっていることをお分かり頂けただろうか?

良いことも悪いことも知ってしまったら、よけい迷って選べないじゃないか!

という諸君。
迷うことは当たり前だ。
正解である。

世の中に唯一無二の製品であれば選択肢は1つだけだろうが、今や令和の『新家電三種の神器』と呼ばれるロボット掃除機だ。
選択肢はかなり多いことに間違いない。

しかし、諸君がロボット掃除機選びに失敗しないためには、数ある選択肢の中から『コレだ!』と言えるものを選び出す必要がある。

「失敗」と「デメリット」は別物だから注意しよう。
本当の「失敗」とは、「自分にデメリットがあることを知らなかった」と分かった時だ。

ここまで私の話を聞いてくれた諸君は、実際にルンバを使った時に得られるメリット・デメリットを諸君の立場で想像してくれたと思う。

たった「知った」だけのことなのだが、諸君は「失敗」から一歩遠ざかることが出来たと思う。
諸君がここで知ったことを元に、自分自身の理想的な生活のためにも考えてほしい。

「したくない」ことにエネルギーを使い続けるより、今変わることに少しだけエネルギーを使った方が、きっと、この先の人生のためになる。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」

諸君が「したくない」掃除から解放されて、「したい」ことで人生を楽しんでもらうことを願って。

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